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第二章 第3話 アリシア、やり過ぎたのをごまかす

مؤلف: 奇蹟あい
last update تاريخ النشر: 2026-06-22 19:44:10

「閣下。コートの修繕できましたよー」

 馬車の荷台を下りつつ、閣下に声をかける。その声に反応し、閣下が木の陰からこちらに向かってくる。

「なんと手際のよい! して、繕いは成功したのか⁉」

「はい、こちらに。欠損部分はスキルで補っておきましたので、一応デザインに間違いがないかなど、ご確認いただきたいです」

 わたしは恭しく頭を下げつつコートを差し出した。

 まあ、自信あるけどね。ふふん♪

「こ、これは……」

 そうつぶやいたまま、閣下がコートを手にしてかたまってしまった。

 あれ、なんか間違った⁉

「何か問題がございましたでしょーか?」

「コートが新品……いや、新品以上に上等な……これはいったいどういうことなのか……」

「あ、それはその……材料の欠損部分を補う必要がございまして……。裏地やら何やらをちょいちょいと……そう、すべて、女神ミィシェリア様の加護による『裁縫』スキルの効果です!」

 それで押し切る!

 もう細かいことはいいじゃん、何とかなってるでしょ⁉

「しかし……この金糸、銀糸の輝き。王宮でも目にしたことはない……」

 再構成した時、金の含有量とか間違っちゃったかな?

 まあ
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